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風任せ自由人

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自然・旅行・写真・音楽

連休中の蜻蛉その2

まずはアカネの仲間。
以前にも書いたが、虫キチだった子供の頃、蜻蛉には興味がなかった。しかし、自宅前の道でひらひらと飛び去っていったチョウトンボと、栃木の田舎でミヤマアカネが多数舞っていた姿は今でも鮮明に思い出せる。そのミヤマアカネを栃木で撮影した。オオキトンボを探しながら何往復もした土手で一番多かったのは赤と焦げ茶色のノシメトンボだったろうか。次は赤に黄の混じったアキアカネ。そんな中に時々、翅先にまぶしいほどの赤が目に付くことがあった。それがこのミヤマアカネのオス。メスも品のある色だ。やっぱり、私にとっては特別な存在のようだ。
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マユタテアカネ、マイコアカネ、ヒメアカネの3種の中で撮影できていなかったのはヒメアカネ。そのヒメアカネをヘムレンさんのブログの中に見つけ、しかも埼玉県での撮影となっていた。そこで早速その場所を教えていただき、撮影に行った。当日は、あいにく厚い雲が空を覆っていたので、はじめは感度を200にして、それでも遅いシャッタースピードに身体を強張らせて撮影していたのだが、途中で、ふとストロボを使う手もあるなと思い、感度を100に戻してストロボ使用で撮影してみたところ、思っていた以上によい写真が撮れ、嬉しくなった。この憧れだったヒメアカネの今回の撮影を通して、場合によってはストロボも有効であるということを学べた。
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アカネの仲間の最後はナツアカネ。ミヤマシジミを撮影した場所で一際赤く目立っていたのがこの蜻蛉。鼻先から尾の先まで全身が赤くなるのがナツアカネ。アキアカネは黄色や茶色が混じる。比較のために同じような角度で撮影した両者を並べてみた。
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次はイトトンボの仲間。
その1でベニイトトンボのことに触れたが、その公園の池に生息しているベニイトトンボは、人為的に放たれたものが繁殖し続けている個体群だ。埼玉県内での自生地の状況も確認しようと栃木の帰りに寄ってみたところ、池そのものは覗かなかったが、8月に多数確認できた小径の草むらは、見事なほどに草が刈られてしまっていて、見るも無惨だった。道沿いのツツジなどの植え込みの脇などに少しだけ残っていた草を丹念に探索してやっと見つけたのは、上の写真のムスジイトトンボの未成熟オス(?)と、下の写真のクロイトトンボ未成熟オス(?)だけ。
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埼玉県のベニイトトンボの公園では少数、栃木県のオオキトンボの土手では多数確認できたのが、アオイトトンボ。
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by maximiechan | 2009-09-25 20:17 | 蜻蛉 dragonflies | Comments(4)
Commented by himeoo27 at 2009-09-25 20:49
アオイトトンボの交尾何時もながら鋭く綺麗な画像ですね!
Commented by maximiechan at 2009-09-25 21:17
himeooさん、いらっしゃいませ。
両方の目にピントを合わせるのは大きく写そうとするほど難しくなりますよね。
Commented by ヘムレン at 2009-09-26 19:44 x
ミヤマアカネ・・・綺麗ですね。
アカネの仲間でも、大好きなトンボです(^^)
ヒメアカネ・・・見られてよかったです。今年は、少なそうですね(^^;)
トンボの季節の終盤ですね。
Commented by maximiechan at 2009-09-26 19:52
ヘムレンさんもミヤマアカネを好きなんですね。共感者がいてうれしいです。
さて、ヒメアカネの場所を教えてくださりありがとうございました。お陰さまでこのような写真が撮れました。

by maximiechan