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自然・旅行・写真・音楽

ライプツィヒその3(2011年12月29日)

ライプツィヒ中央駅は東西ドイツ統一後に全面的に改装され、交通施設としての歴史的な駅舎に現代的な駅ビル型商業施設「プロメナーデン(PROMENADEN)」が一体化された。ツアー後、妻とその中央駅に出かけた。まだ、クリスマスムードの残る装飾も素晴らしかったし、店に並ぶ商品を眺めるのも楽しかった。
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エスカレーターが傾斜のある「動く歩道(moving walkway)」だった。
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駅のホームには自由に出入りできるので驚いた。ドレスデン行きの列車のようだ。
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乗り物といえば、町にはトラムが走っていた。※この写真は午前のツアー中に写したもの。
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夜はゲヴァントハウスのコンサートだった。「ゲヴァントハウス」とは織物倉庫のことで、それは楽団最初のコンサートホールが織物通商館を改装したものであったことに由来する。発足は1743年で、料金を払えば誰でも音楽を楽しめるという民主的・近代的なオーケストラの先駆となった。
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コンサートの曲目はベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調。指揮者は現在のカントルであるリッカルド・シャイーが予定されていたが、心臓病のため2ヶ月間休養ということで、同楽団の名誉指揮者であるヘルベルト・ブロムシュテットが代役を務めた。
楽団員がステージに出てくると拍手が起きたが、その心地よい軽い響きにこのホールの音響の素晴らしさを感じた。
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演奏では第3楽章の心の通った各パートの絡みや弦のピチカートの無類の美しさに天上の楽園にいるような気分を味わうことができて幸せだった。第4楽章では合唱団の声(特に男声)の響きの美しさが印象に残った。

…ドレスデンその1に続く。
by maximiechan | 2012-01-08 11:00 | 旅行 travel | Comments(4)
Commented by 霧島緑 at 2012-01-09 00:18 x
大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
ブログを開いて、雰囲気の違う画像が並んでいたので、別のサイトを開いたかと、改めてサイト名を確認してしまいました。
奥様とコンサートを聴きに海外旅行、何とも素晴らしいです。
駅舎の写真は、外観は歴史を感じますが、内部は電飾をふんだに使っていて、見事ですね。ユーロ圏ではドイツ経済だけが安定しているのが伺えるような写真です。
今年もよろしくお願いします。
Commented by himeoo27 at 2012-01-09 08:40
旧東ドイツは一度も訪問したことがありません。
ドイツ統合後の苦難を乗り越えた
真の豊かさを感じさせる写真ですね!
Commented by maximiechan at 2012-01-11 22:02
霧島緑さん、訪問ありがとうございます。
ギリシャの件もありましたが、ここのところのユーロ圏経済の状況は厳しいようですね。
そんな中での旅行だったので、買い物では多少得した感じもありました。
ベルリン・フィルを本拠地で聴くというのは40年来の夢だったので、本当に嬉しかったです。
今年もご指導のほどよろしくお願いします。
Commented by maximiechan at 2012-01-11 22:05
himeooさん、コメントありがとうございます。
敢えてカメラを向けませんでしたが、旧東独側には荒れ果てた建物も多かったです。
また、暫くして出かけてみたいものです。

by maximiechan