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自然・旅行・写真・音楽

ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)

ウラゴマダラシジミのポイントを再訪した。前日の雨で下草は濡れていた。ゴム長を履いてはいたが、草を掻き分けて蝶を探していたので、朝のうちはズボンの腿の方まで濡れてしまった。
最初の出会いは長竿で叩き出した新鮮個体。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_8581886.jpg

暫くすると自発的に飛び出す蝶も増えてきた。そして、♀がイボタの低い葉に留まって翅を開いてくれた。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_8583671.jpg

以上は散歩をしている人も多い土手沿いでの撮影。
小さな流れを渡って奥の樹林に入ると翅の閉じ方が多少緩い感じで留まっている個体を見つけた。これは絶対に開翅すると思ってカメラを構えて待っていると、期待に応えてじわりじわりと翅を開いてくれた。もう少し!と願ったが、これ以上は開いてくれなかった。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_859585.jpg

その後飛ばれてしまったが、すぐ近くに留まって後ろ向きでまた翅を開いてくれた。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_8591642.jpg

そしてこの子はこのシャッターを切った直後に樹上に飛び去った。この個体は翅表の色合いから判断して♂だ。新鮮個体でないのは残念だが、♂としては今までで一番の開翅画像だ。♀に関しては昨年、これ以上は望めない画像を撮っている(参照『ウラゴマダラシジミ開翅&産卵(6月上旬 埼玉県)』)。
羽化直ではないかと思われる個体との出会いもあった。翅形や眼の大きさから判断して♀だと思われる(2枚目は切り出し)。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_913314.jpg
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_914573.jpg

吸蜜は、擦れているのが残念だが2頭でというシーンも撮れた。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_922242.jpg

何かの幼虫が葉に蜘蛛の糸状のもので巣を作って(?)いた。その糸を舐めているウラゴマダラシジミがいた。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_924360.jpg

樹林の中の雰囲気をワイド撮影で。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_925792.jpg

次の蜻蛉ポイントに移動する前に土手沿いをもう一探索してみたところ、♂の翅表をちらっと覗き見することができた。
ウラゴマダラシジミ雌雄開翅(6月上旬 埼玉県)_f0199866_932315.jpg

by maximiechan | 2012-06-03 09:07 | 蝶 butterflies | Comments(6)
Commented by himeoo27 at 2012-06-03 11:50
新鮮なウラゴマダラシジミそれも開翅まで撮影とは
昨年に続き引きが抜群ですね!
透き通るような水色を堪能させて貰いました。
Commented by ぐみ at 2012-06-03 23:48 x
いよいよゼフの季節到来ですね。
ウラゴマダラシジミ、表のブルーも良いですが、裏の白も素晴らしいですね。新鮮な個体ならではでしょうか。
ズボンが濡れると言えば、ゼフ狙いですと朝露でびしょ濡れになる事も間々ありますね(^^;)
Commented by konty33 at 2012-06-04 07:44
新鮮なウラゴマの開翅がアップで撮れて良いですね。
おとなしくしているときは閉翅して静かに静止するだけで、飛翔が始まると止まらないイメージがあり、開翅を撮るのに苦労します。
雨上がりの午前中が狙い目でしょうか?
Commented by maximiechan at 2012-06-05 20:46
himeoo 様
これでも結構苦労したんです。
蚊にも刺されたし、藪に入って擦り傷は創ったし・・・。
遠出を控えてちょっと地元にこだわって結果です。
Commented by maximiechan at 2012-06-05 20:49
ぐみ 様
そうですね。平地性のゼフがだんだん出そろってきました。
我が家に近い、有名産地のミドリシジミは2年連続で不作だったのですか、今年はどうなるでしょう。
それも、そろそろなので楽しみです。
ウラゴマダラシジミは傷みが早いです。新鮮個体を狙うのは難しいです。
Commented by maximiechan at 2012-06-05 20:52
konty 様
すぐに傷むウラゴマダラシジミの新鮮個体と出会うのは難しいですね。
しかも仰るように大人しければ閉翅するだけ、動き出すと留まらない・・・。
撮影の難しい種類ですね。
曇天から薄日が射してくるくらいが一番いいのかもしれません。

by maximiechan