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自然・旅行・写真・音楽

チョウトンボ・翅色に騙される(7月上旬 埼玉県)

9時頃、雨が小降りになったのを機に撮影に出かけた。県内の3つのポイントを駆け足で巡ったが、今回は2ヶ所目で撮影したチョウトンボの写真を掲載する。
チョウトンボは、金属光沢のある幅の広い翅をもち、蝶のようにひらひらと飛ぶ。♂の翅は藍色、♀の翅は金緑色。
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ということで、1枚目は♂、2・3枚目(同一個体)は♀と思って撮影していたのだが、帰宅後PCの画面で見たところ、腹端の形状から♂・♀を間違えていたことに気づいた。『中国・四国のトンボ図鑑』には、「♂の翅は金属光沢のある紫黒色。♀では金緑色に輝くが、♂と同様の同色型♀も見られる。」とあり、1枚目の個体は同色型の♀だった。2・3枚目の個体については現場でも翅の艶やかさから羽化直と思っていたが、羽化直=未成熟であり、まだ♂独得の藍色が出ていないのであろう。蜻蛉の難しさを改めて思い知らされた。
by maximiechan | 2012-07-08 22:21 | 蜻蛉 dragonflies | Comments(4)
Commented by hemlenk at 2012-07-08 22:48
おー!七色変下のチョウトンボ(^_^)/
綺麗ですねー。
これを見た目のとおりに撮るのは至難の技ですよね。流石です!
暑さの中でも、輝きながらゆったり舞う姿を見てると気持ちいいですね(^_^)/
Commented by maximiechan at 2012-07-09 22:10
hemlenk 様
♀の金緑色に輝く翅を是非撮りたいと思っていました。
現場ではてっきり♀だと思い込んで撮影していました。
このトンボ撮影は蒸し暑さとの闘いでもあります。
でも確かにこの美しさを捉えられたときのうれしさは一入です。
Commented by HOUNOKI at 2012-07-10 23:15 x
光の屈折によって
こんなにも、さまざまな色彩が
現れるものなんですね。
ガラス工芸の最先端の技術を
駆使してもここまでは表現できないですね。
現地での撮影ですか。
確固たるイメージがないと
このような美しい写真はできないですね。
Commented by maximiechan at 2012-07-12 19:34
HOUNOKI 様
ガラス工芸の技術的なことは全く知りませんが、
いずれにしても自然の創り出すものは凄いです。
そんな凄さを少しでも写真として表現できたらと思って日々頑張っています。
勿論、現地での撮影です。

by maximiechan