蓼(たで)吸うミヤマシジミ(9月上旬&中旬 栃木県)
「蓼(たで)食う虫も好き好き」という言葉がある。辛い蓼を好んで食う虫がいるように、人の好みというものは様々で、一概には言えないものだ、という意味の諺である。辞書によっては「辛い」ではなく「蓼の葉や茎には苦みがある」と書いてあった。敢えてその味見をしてみようとは思わないが、いずれにしても、蓼はその辛さ、あるいは苦さから通常は虫にも好まれない草なのだ。しかし、そんな蓼でも花の蜜は美味しいのだろう。その蜜を吸うミヤマシジミを撮影した。
♂は先週日曜日の撮影。
新鮮な♂を見つけたので嬉しくなって撮影していた。
何枚か撮ったところで飛ばれてしまったが、近くに咲いていた白い蓼の花に留まった。
もっと低い位置からカメラを構えようと姿勢を変えたら、また飛ばれてしまった。
次に留まったのは赤い蓼の花だった。色合い的にも美しいと思ったので慎重に寄ってレンズを向けた。
いくらレンズを近づけてもじっとしていたのでワイドでも撮影しようと思ってレンズを交換してファインダーを覗くと、花の上を移動し始めた。よく見ればストローを伸ばしている。こんな花で吸蜜することもあるのだなぁと驚いた。
またマクロレンズに交換して撮影。
♀は本日の撮影。全く同じ場所。
本命のシルビアシジミを探していたら今日も蓼に留まっているミヤマシジミを見つけた。逆光の位置だったが、よく見たら新鮮な♀だった。
数枚撮影したところで順光側に回り込もうとしたら逃げられてしまった。後で撮った写真を拡大して見たらストローを伸ばしていた。
飛んだ先でツユクサに留まった。
因みに、蓼を好んで食べる虫にはホタルハムシなどがいるそうだ。また、日本人も刺身のツマとして蓼の双葉を利用している。
♂は先週日曜日の撮影。
新鮮な♂を見つけたので嬉しくなって撮影していた。
何枚か撮ったところで飛ばれてしまったが、近くに咲いていた白い蓼の花に留まった。
もっと低い位置からカメラを構えようと姿勢を変えたら、また飛ばれてしまった。
次に留まったのは赤い蓼の花だった。色合い的にも美しいと思ったので慎重に寄ってレンズを向けた。
いくらレンズを近づけてもじっとしていたのでワイドでも撮影しようと思ってレンズを交換してファインダーを覗くと、花の上を移動し始めた。よく見ればストローを伸ばしている。こんな花で吸蜜することもあるのだなぁと驚いた。
またマクロレンズに交換して撮影。
♀は本日の撮影。全く同じ場所。
本命のシルビアシジミを探していたら今日も蓼に留まっているミヤマシジミを見つけた。逆光の位置だったが、よく見たら新鮮な♀だった。
数枚撮影したところで順光側に回り込もうとしたら逃げられてしまった。後で撮った写真を拡大して見たらストローを伸ばしていた。
飛んだ先でツユクサに留まった。
因みに、蓼を好んで食べる虫にはホタルハムシなどがいるそうだ。また、日本人も刺身のツマとして蓼の双葉を利用している。
by maximiechan
| 2012-09-15 20:46
| 蝶 butterflies
|
Comments(6)
イヌタデの赤い花とミヤマシジミの
コラボレーションが素敵です。
同じ蝶をみなさんが
どのように作品にされているのか
勉強になります。
いつも興味深く拝見しています。
今回は、みなさんと同じ出し物でした(^^♪
コラボレーションが素敵です。
同じ蝶をみなさんが
どのように作品にされているのか
勉強になります。
いつも興味深く拝見しています。
今回は、みなさんと同じ出し物でした(^^♪
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みなさん、ミヤマシジミですね。
青空背景にイヌタデで吸蜜のワイドの写真が一番気に入りました。マクロもいいけど、ワイドもいいですね。
青空背景にイヌタデで吸蜜のワイドの写真が一番気に入りました。マクロもいいけど、ワイドもいいですね。
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himeoo27 at 2012-09-16 19:18
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maximiechan at 2012-09-17 17:07
HOUNOKI 様
蓼食う・・・のタデはこの写真のイヌタデではなく、ヤナギタデのようですね。
この蝶は色々な花で吸蜜しますね。
かつてツユクサでの吸蜜も撮影したことがあります。
そんなバリエーションを集めるのも楽しいかもしれません。
蓼食う・・・のタデはこの写真のイヌタデではなく、ヤナギタデのようですね。
この蝶は色々な花で吸蜜しますね。
かつてツユクサでの吸蜜も撮影したことがあります。
そんなバリエーションを集めるのも楽しいかもしれません。
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maximiechan at 2012-09-17 17:08
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maximiechan at 2012-09-17 17:09