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自然・旅行・写真・音楽

ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)

ウラゴマダラシジミのポイントに2回足を運んだ。1回目は5月下旬「埼玉アカ林」でのアカシジミ&ウラナミアカシジミ&ミズイロオナガシジミなどの撮影後、2回目は6月上旬ミドリシジミの今シーズン初見の後。ともに昼前後の時間、そして天気は晴れだった。この蝶を撮影するなら朝のうち、しかも少し曇っているくらいの方がいいように思うが、あれもこれも撮りたい中、身体が一つしかないので仕方ない。それでも、1回目は活発に飛び回っているだけでほとんど留まってくれない中、そして2回目はもう終盤なのかほとんど姿が見られなくなってしまっていた中、ともに運よく産卵の場面に遭遇した。
写真1▼ ウラゴマダラシジミ♀:1回目に訪れたときの産卵シーン。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_612130.jpg

実を言うと、この♀が飛び立った後、留まっていた枝を見たのだが、卵を見つけられなかった。てっきり偽産卵だと思っていた。しかし、この記事を書くので改めて写真を見直していて、ピクセル等倍に拡大して見たところ、なんと卵が写っていた。
写真2▼ ウラゴマダラシジミ卵:ピクセル等倍で切り出した画像。矢印の先に卵が見える。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_624845.jpg

写真3▼ ウラゴマダラシジミ:雌雄不明。2回目の訪問時、エノキに留まっている個体を見つけた。手を頭上に伸ばしてモニターを見ながらの撮影。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_622098.jpg

先にも書いたが、2回目は飛んでいる個体もほとんど見かけず、上の写真の撮影後、もっと擦れた個体をやっと見つけて撮っただけで、もうこれでおしまいだろうと思い始めた。そして、次の蜻蛉ポイントに移動するため林を出ようとしていたとき、右下に白と青紫の輝きが目に入った。そう、開翅しているウラゴマダラシジミがいたのだ。慌ててカメラを準備して慎重に寄ったが・・・
写真4▼ ウラゴマダラシジミ♀:私のせいか、風の影響か分からないが、もう少しというところで翅を閉じられてしまった。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_625744.jpg

その後飛ばれてしまったが、私に追われながらもイボタの木に留まって何回も産卵をした。
写真5▼ ウラゴマダラシジミ♀:こんな太いところにも卵を産むのだなぁ。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_633523.jpg

写真6▼ ウラゴマダラシジミ卵:その木の場所を覚えておいて、後で撮影した。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_642013.jpg

写真7▼ ウラゴマダラシジミ♀:その産卵後イボタの葉に留まって暫く休息していた。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_643814.jpg

写真8▼ ウラゴマダラシジミ♀:その後も産卵を繰り返した。
ウラゴマダラシジミ産卵(5月下旬&6月上旬 埼玉県)_f0199866_645393.jpg

by maximiechan | 2013-06-07 06:05 | 蝶 butterflies | Comments(0)

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