7年越しの夢に近づく

昨日は一昨日の疲れもあるので遠征はせず、県内で蝶や蜻蛉を追うことにした。

最初の河川敷ポイントでは狙い通りにギンイチモンジセセリの撮影ができた。続いて向かったのは、黒系アゲハに期待しての躑躅ポイント。ところが、躑躅はまだ殆どが蕾で、咲いている花は僅かだった。そして黒系アゲハの姿もなかった。その先の斜面の草原はウスバシロチョウのポイントだが、こちらもまだ早すぎたようで、見つけたのは1匹だけ。これでは仕方ないので、地元に戻って田んぼで春の渡り鳥でも狙おうかとも思った。しかし、更に奥のムカシトンボも気になり、ちょっとだけ様子を見てくることにした。

そこには先客がいた。この時期毎年会う蜻蛉狙いの人だ。様子を聞くと既に飛んでいると教えてくれた。自分もその姿を確認できた。相変わらず元気よく飛んでいた。しかし、ちょっとドキッとする瞬間があった。ウスバカゲロウのような虫が飛んだので目で追っていたら、ムカシトンボがスッと寄ってきてそれを捕まえた。そして、目の前の木に留まりそうになった。しかし上手く留まれず、辺りを行ったり来たりして少し遠くの杉に留まった。慌てて撮影したが、ピントが奥の明るい所に合ってしまった。もう少し近づいてしっかり撮ろうと思ったら、もう姿がなかった。ここのムカシトンボを知ってから、いつかは目の前に留まって撮影が叶うと夢見、結局手も足も出ないままに7年が経っていた。

その後暫く粘ったが、やはり夢は夢でしか無さそうだった。車を停めた所に戻ると、蝶友さんがウツギの木を見上げていた。まだアオバセセリには早いだろうなと話し、蝶友さんは別のポイントに行くと去っていった。自分はそこで昼食にすることにした。

ムカシトンボは道の方に出てくることもある。今回も時々飛んできていた。そのうち、目で追っていた1匹がガードレールを越えた所で急にスッと消えた。あれっと思って駆け寄ると、ムカシトンボが木にぶら下がっているのを見つけた。

車の中に100-400mmズームがあったので、慌ててそれを取ってきて撮影を始めた。しかし、撮った写真を見直すとピントの甘いものばかり。三脚と撮り鉄用の脚立も持ち出した。そしてカメラのスーパースポットAF(画面の一部を拡大表示してピントを合わせることができる機能)を使って更に撮影を続けた。35mm換算800mmでもやっとという距離は目の前とは言えないが、遂にここのポイントのムカシトンボの撮影が叶った。


ムカシトンボ
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木に留まったのは捕らえた虫を食べるためだったのだろう。白い矢印の先に捕食したと思われる虫の翅が残っている。そして、そのまま休息モードに入ったと思われる。
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撮影中は気がつかなかったが、糞を排泄しているところも写っていた。
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by maximiechan | 2017-05-01 05:50 | 蜻蛉 dragonflies | Comments(2)

Commented by banyan10 at 2017-05-01 13:19
ムカシトンボおめでとうございます。
山歩きのときに一度だけ撮影したことがあるのですが、そのときも捕食中だったのかもしれませんね。300mmだったら余裕で撮れる距離でしたが当時のカメラでは良い写真が撮れていないのが残念です。
僕も少し渓流の様子を見に行ったので、2日続けてニアミスでしたね。
僕が行っているミツバウツギは結構良い感じの木もありましたが、他の蝶も全く飛んでいなかった点は同じです。連休後半くらいでしょうか。
平地の公園のミツバウツギでは今年は2回観察されているようです。
Commented by maximiechan at 2017-05-02 05:55
banyan10 様
2日とも同じような行動をしていたのですね。でも、私はセセリの2種を外してしまいました。残念です。
あの公園のアオバは私が蝶の撮影を始めてすぐの頃に見ていますが、その後、縁がないです。明日また行ってみようかと思っています。