ツマグロキチョウ
蝶友さんを誘って秋の河川敷の様子見に行った。
その直後、ツマグロキチョウが数匹意味ありげに寄っていく様子が目に入ったので近づいてみると、まだ飛べない羽化直の個体がいた。時々翅を開いて翅表にも風を当てていた。そこからほど近い場所に別の羽化直個体も発見。
羽化直個体×2
すっかり草に覆われてしまった河川敷の礫地、堤防の斜面にカワラハハコ、キツネノマゴ、カワラノギク、アカツメグサ、ツルボ、メドハギ、センダングサなど吸蜜源の花が咲いていたが、センダングサでの吸蜜は割と撮影しやすかった。他の草の下に生える背丈の低いキツネノマゴでの吸蜜は草被りが多くて苦労した。
吸蜜
休憩シーン
OM-D E-M1Ⅱのプロキャプチャーモードで飛び出しの瞬間を狙ってみた。動感はないが、ピントがきちんと決まった1枚を掲載する。
飛び出し
最後に蝶友さんが秋型同士の交尾を見つけてくれた。
交尾ペア
勝手に河川敷の希少3種と呼んでいるミヤマシジミ、シルビアシジミ、ツマグロキチョウのいずれも撮影できたが、圧倒的に数が多かったのは今回の主役であるツマグロキチョウ。
数はいても、草の生い茂った地面や葛の葉の裏などに留まっていることが多く、気づかずに飛ばれてしまうことが殆ど。なかなか神経質で近寄るのも難しい蝶だ。ということで、最初の1枚はどんな場所にいてもどんな姿であっても取り敢えずは証拠を押さえておこうと、気づかずに飛ばれた後、葛の葉に留まったところをカシャ。
証拠撮影
by maximiechan
| 2017-09-26 05:44
| 蝶 butterflies
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