蜻蛉探索その2(5月9日 埼玉県)

第2ポイントから車で10分ほど上流に行くと川の様相が変わり、流れはやや速く川底や狭い河原には大きな石が目立つようになる。その辺りは先週探索した際にもミヤマカワトンボが結構飛んでいることを確認してあったが、そのときは警戒心の強い彼らをあまりまともには撮れていなかった。そこで今回はその復習戦だ。そんな彼らの撮影で役に立ったのは川岸に生える背の高い草だった。川岸近くの流れから頭を出した石に留まっているミヤマカワトンボを発見したら、その草に隠れて体勢を整え、それから草を静かにかき分けてレンズを出して撮影すれば、ほとんど逃げられることなく撮影ができた。そうやって大きく写したり翅を開く瞬間などをねらった。1、2枚目はオス、3、4枚目はメス。
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ここには普通のカワトンボもいたが、翅が橙色のタイプのオスの胴体が白銀色になっていて綺麗だった。両者が同じ種類とは思えないように違っている。
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そしてハイライトがヤマサナエの登場。草に隠れてミヤマカワトンボを撮っていたら、見事に白銀色にお化粧したカワトンボが連結して目の前に現れ、それも撮りたいしどうしようかと悩んでいたら、ヤマサナエが虫を咥えてすぐ近くの葉に留まった。優先順位はすぐに決まった。他の2種には飛ばれてしまってもヤマサナエ様を第一に選んだ。そして静かに立ち上がりヤマサナエの背後に回った。ところが、完全に逆光になる位置にいて、試しにシャッターを切ってみたが、ヤマサナエの色が全然出なかった。そこで、ストロボを使うことにした。あいにく風も強くて、ゆらゆら揺れる草に留まっているので数頼みだったが、ストロボの充電が完了しないとシャッターが切れないので、まどろっこしかった。でもアイデアと苦労と苛々の末どうにか何枚かピタッと写し止められることができた。2枚目の写真は順光の位置になってから撮影したもの。
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その他、ここでもダビドサナエがいたし(写真掲載は省略)、時々シオヤトンボのメスが飛んできて棒などに留まった時にはレンズを向けた。
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その3に続く・・・
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# by maximiechan | 2010-05-11 20:42 | 蜻蛉 dragonflies | Comments(10)

蜻蛉探索その1(5月9日 埼玉県)

人づてに蜻蛉が多いと聞いた川の流域を遡りながら蜻蛉の姿を求めた。最初に訪れた場所ではバーベキューの準備に追われるグループや写生に勤しむ一団がいたりで、そんな中、ゴム長を履きカメラをぶら下げて蜻蛉を探しているおじさんは奇異に映ったであろう。そこではダビドサナエの姿と今年初のアジアイトトンボを確認しただけ。アジアイトトンボは撮影もできた。
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次に訪れたポイントは人は少なかったが、川面に向けてレンズを向けている年配の女性がいたので、何を撮っているのか興味をそそられて近づくと、女性の方から話しかけてきて、オタマジャクシがたくさんいるので撮っていたと言うのだ。水辺を覗き込むと確かにまっ黒になるくらいにオタマジャクシが群れていた。そこから少し上流域に足を伸ばすとまだ羽化後間もないダビドサナエがいてびっくりした。最初に羽化を確認してから、もう4週間くらい経っている。こんなに遅く発生した個体もいるという証拠を撮っておこうと思ったら飛ばれてしまい、ちょっと残念だった。更に歩を進めると、ギシギシの葉に大きめの蜻蛉が留まっているのが見えた。これは慎重に近寄りながら撮影したが、結局のところは羽化後それほど経っていないのか、どこまで近づいても逃げる気配がなかった。その蜻蛉は初めて見る種で、ダビドサナエやヒメクロサナエに比べてずっと重量感があり、ごつい感じの蜻蛉だった。そこで種を同定できるようにしっかりと色々な角度から撮影し、さらにレンズを変えたりアングルを変えたり色々な撮影をしてみた。帰宅後調べたところ、アオサナエのメスと同定した。もっと緑色っぽい体色になった彼女と再会できたらと思った。
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ダビドサナエもよい被写体になってくれた。水辺ではオスが石の上でテリ張り(?)していた。メスはウスバカゲロウのような虫を捕らえて食べていた。
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その2に続く・・・
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# by maximiechan | 2010-05-10 22:17 | 蜻蛉 dragonflies | Comments(10)

発見! トラフシジミの産卵(5月9日 埼玉県)

今日は埼玉県北西部で蜻蛉を探した。その3箇所目でウツギの仲間が目に入ったので花の様子を見に行ったらトラフシジミが来ていた。ちょっとボロだったのでどうでもいいかなとも思ったが様子を見ていると何やら怪しげな動きだ。「あっ、産卵!」。慌ててレンズを向けたが、ちょこちょこ動き回るし、奥に入っていくのでなかなか思うようには撮影できなかった。
1枚目・・・ウツギの蕾に卵を産み付けていた。その前に産んだ卵が下に見える(矢印)。 2枚目・・・ある程度産卵シーンを撮影した後で、卵を探して撮影。 3枚目・・・2枚目の写真の卵をピクセル等倍で切り取った。
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卵は葉の裏に産み付けていることが多かった。光が当たらなかったり陰になったりして撮影しづらかったが、カメラのAF任せでとにかく撮りまくった。家に帰ってからPCの画面で見たら、2枚続きで産み付けている様子(4枚目)とその卵が写っていたので嬉しくなった。それをGIFアニメにしてみた。
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蜻蛉も嬉しい収穫があった。それは後日掲載する。
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# by maximiechan | 2010-05-09 22:26 | 蝶 butterflies | Comments(12)