空き缶の住人
これは、西伊豆大瀬崎の海で撮影したミジンベニハゼの写真です。「ミジン」は漢字にすれば「微塵」で、意味は「微細なもの」のこと。ではどれくらい微細なのか? それは、2匹がジャワティーの空き缶の飲み口から顔を出していると分かれば、想像がつくでしょう。さて、水面に遮られた世界は人間の営みによって大変に汚染されていて、このような空き缶の他にもビン、タイヤ、ビニール袋、色々なゴミが海底に転がっています。場所によってはゴミが海底を覆い尽くしていると言っても大袈裟ではありません。目には見えないもっと恐ろしい汚染物質などもあるでしょう。この写真は、可愛いミジンベニハゼの絵と見ることもできるけど、実は人間の自分勝手な行いに対する警鐘の絵でもあるのです。
by maximiechan
| 2009-03-31 21:00
| 水中 under water
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Comments(2)
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cactuss at 2009-03-31 21:31
目が緑が印象的な黄色のきれいな魚ですね。
いるところがジャワティーの空き缶ですか。ちょっと考えさせられますね。
海の中は陸からは見えない分、いろいろなものが捨ててあるんでしょうね。
いるところがジャワティーの空き缶ですか。ちょっと考えさせられますね。
海の中は陸からは見えない分、いろいろなものが捨ててあるんでしょうね。
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maximiechan at 2009-03-31 22:30
貝殻、ウニの殻に入っているのを見たことがあります。でも、空き缶の中にいることが多いですね。賢く利用しているとも言えるけど・・・。