石垣の海の生き物(水中ビデオから)

陸の写真の整理がまだなので、まずは今回のダイビングで撮影した水中映像からの静止画を載せます。
なんと1年ぶりのダイビング。寄る年波か最近お腹のあたりに余分なお肉がたっぷりとついてしまい、昨年はドライスーツがきつくて苦しかった。ウェットスーツに至っては3年ほど前に既にはち切れそうになってしまっていた。そこで、今回はウェットスーツを貸してもらおうと、行く直前になって現地のダイビングサービス「ばがーじま」に電話をしたのだが、この冬は水温が低いので少しぐらいきつくてもドライスーツにした方がいいと言われ、苦しいのは覚悟、急遽ドライスーツの宅配を依頼した。最近は沖縄の離島への宅配も以前に比べれば速くなり、到着日にぎりぎりで届くということでホッとした。ところが到着した日の夜になってもその荷物は届かなかった。ということで、当然のことながら業者に電話で確認をしたら、明日の午前9時から12時には届けられるという返答だった。それではダイビングの出発時間には間に合いそうもなく、到着翌日のダイビングはキャンセル、今後も色々とトラブルがありそうな予感がした。
翌日はあいにくの天気。川平地区を散歩してはみたが、時折リュウキュウアサギマダラが翅を休めているのを邪魔されて迷惑そうに飛び立つだけだった。仕方がないので、午後は街に出る車に乗せてもらってお土産を買ったりしていた。
さて、やっとダイビング。タンクを固持するとともにベストのように着て浮力を調整するBCジャケットというものがあり、タンクからのエアーを供給するためのホースを接続するのだが、昨年はそのジョイント部が故障してしまい、もうかなり使い込んだものでもあったので、新しいBCジャケットを購入してあった。そのジャケットの初使用だった。そんな訳で最初の1本は1年ぶりというだけでない不安も抱えていた。しかし、ダイビング自体は長年の経験もありどうにかなったのだが、撮影機材の方に落とし穴があった。それは水中ビデオの外付けモニターのトラブル。はじめはノイズが出て、そのうち何も映らなくなってしまった。それは後でスイッチからの水没だと分かった。そんな訳で小さなファインダーを覗きながら撮影するしかなく、非常にストレスを感じた。
もう一つ。ドライスーツのことだが、昨年は左肩の辺りがかなり濡れてしまい、帰宅後修理に出した。防水ファスナーが傷んでいたらもうお釈迦かと覚悟していたが、ピンホールだったので修理をしてもらった。ところが、今回は浜からボートまで海の中を少し歩いただけなのに、左膝に冷たいものを感じ???。ダイビングを終えてからドライスーツを脱いだら膝から上下20cmほどがしっとりと濡れていた。修理後1回も使用していないのに・・・。
長いつべこべ話になってしまったが、要は水中の世界を覗くには色々と大変なんだということです。もうおしまいにしましょう。

ヤシャハゼ。なにやら恐ろしげな名前だ。頭部にある朱色の斑点模様が悪鬼である「夜叉」を想像させるので、この名前がついたらしい。共生ハゼの仲間は警戒心が強いので近寄る駆け引きも楽しみ(当然苦労でもある)だが、この個体はビデオライトの強烈な光を浴びても何も動ずることなく流れてくる餌を食べていた。
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セダカカワハギの幼魚。藻場にいるのだが、藻の緑に紛れていて、なかなか見つけられない。見つかると完全に後ろ向きになるのではなく、45度くらいの角度で斜め後ろにいるダイバーを迷惑そうに目で追いながら逃げていく。
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イレズミハゼの仲間。朽ちて海底に落ちているテーブルサンゴの下に潜んでいた。ガイドさんがそのサンゴをそっと持ち上げて撮影させてくれた。
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ヒメウツボ。実はこれは竹富島の沖にプチ遠征した時に撮影したもの。そのポイントの本命はクマドリカエルアンコウの黒バージョンだったが、姿を消してしまったのか見つからず、代わりに撮影できたのがこの色鮮やかな可愛いウツボ。
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ハナヒゲウツボ。ダイバーに人気のある綺麗なウツボ。雑誌などの写真はアップで写っているので大きく感じるが、初めて見た時は小さく細い(太さは人差し指くらい)のでビックリした。時々近くを通る小魚を身を乗り出すようにして追うが、本気で補食しようとしているようには感じられない。それでも生きているのだから、捕まる間抜けな奴のもいるのだな。
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スザクサラサエビ。クリーニングステーションになるような離れ根などの穴にミカヅキコモンエビ、ベンテンコモンエビなどのクリーナーのエビとともに見ることができる。光を当てると目に四角い模様が出るのが面白い。
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ヤミスズキ。名前の通り闇に生きている。サンゴの根の割れ目などにひっそりと潜んでいて光を嫌う。なんだか古代魚を思わせる姿形である。今回結構じっくりと撮ることができて、その背びれの美しさに感動した。
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Commented by himeoo27 at 2010-01-06 21:30
写真と文章より撮影の苦労がにじみ出ていますね!
どの子も素敵ですが、やっぱりセダカカワハギの幼魚
の迷惑そうな目が最高です。
Commented by maximiechan at 2010-01-06 21:39
himeooさん、コメントありがとうございます。
このセダカカワハギは幼魚と言っても少し大きくなっています。
人差し指の爪位の大きさのときが本当に可愛いです。
Commented by ヘムレン at 2010-01-06 21:51 x
綺麗ですね~。。被写体ももちろん、写真がすごく綺麗でため息ものですね。
うつぼの仲間って、みな毒があるんですか?綺麗なものには毒が・・ある?
Commented by maximiechan at 2010-01-06 21:55
ヘムレンさん、早速の訪問ありがとうございます。
答えは「ない!」です。でも、噛む力が強いので危険だと思います。
でも、この2種なら大丈夫。彼らは驚くほど小さいのです。
Commented by mtana2 at 2010-01-09 23:02
海の中、きれいな生き物がいっぱいですね。
これも嵌りますね。
ハナヒゲウツボは口を開けているのでしょうか?
Commented by maximiechan at 2010-01-09 23:08
mtanaさん、海の中も本当に素晴らしいですよ。でも夏の方がいいかな。
ハナヒゲウツボはいつも大きく口を開いているんです。
by maximiechan | 2010-01-06 17:50 | 水中 under water | Comments(6)

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