蝶撮影の合間に(この春 埼玉県・群馬県・新潟県)
2010年 05月 14日
まずは地元の埼玉県で撮影した草花。
オドリコソウは2ヶ所でしか確認が出来ていない。しかもこの写真を撮影した場所では農家の人が他の草と一緒に刈ってしまって今後が心配。イチリンソウも生えている所は限られる。ニリンソウに比べるとずっと大きな花で存在感がある。アリアケスミレは、かつて鳥のフィールドでもある荒川沿いの休耕田に地面が真っ白になるくらい生えていたが、浄水場の工事に伴って今は見る影もない。これは北西部の蝶や蜻蛉でお気に入りの公園に少数咲いているもの。



次は群馬県の赤城姫の生息地で撮影した草花。
ニオイタチツボスミレはちょっと派手目な花に感じる。ここに咲くスミレの仲間で一番感動したのは以前掲載したが、サクラスミレの白花。ヒナスミレはこのエリアにはとても多い。日陰に咲く花の方が赤味が強いようだ。アズマイチゲは地元埼玉でも山間に行けば普通に見られる。



最後は新潟県で撮影した草花。
新潟県にはこちらで見られない草花も沢山咲いている。昨年、道端にトキワイカリソウが沢山咲いているのが車の窓から見えて驚いた。オオバキスミレとキクザキイチゲは、以前よく行った尾瀬ヶ原でも見ていたが、ここは場所によってはあきれるほど群れ咲いていてびっくり。ナガハシスミレはこんなに長い距をもつものは他にないので識別の間違いようがない。





スミレは昔から好きで詳しい図鑑も持っているし、ちょっとだけ経験が豊富なだけです。