ねらい通り(8月下旬 長野県・埼玉県)
涼を求めて行った長野県では実は蜻蛉のねらいがあった。ここ数年ずっと観察している赤くない赤とんぼの仲間、ムツアカネだ。実はかなり標高の低いところに私の㊙スポットがあるのだが、今回は水が干上がってしまっていた。仕方なく標高2000mを越えたところにある小さな池まで行った。ここも水が干上がりそうなくらい少なかったが、周辺を探してみたところ、例年より数は少ないもののお目当てさんに出会えてホッとした。メスは単独で見ることは少ないが、今回は運よく木道の上でじっとしているところを撮影できた。交尾ペアはかなり神経質になっていてなかなか近づけなかったが、これもどうにか撮影できた。前の記事のキアゲハを撮影した場所ではたくさんのアキアカネやナツアカネに混じってミヤマサナエの姿も確認できた。
埼玉県ではオナガサナエに期待して6月頃よく行った川原を探索してみた。すると、期待通りにオナガサナエが川の中の石に留まっていた。慎重に近づけばどこまでも寄れたので正面から顔のアップも撮ってみた。その時、光の角度と蜻蛉の顔の向き、観察者のポジションによって複眼に現れる黒っぽいところが変化することを知った。サンダル履きで川の中をザブザブ歩き回るのは楽しかった。でも、バーベキューや川遊びをしている人には異様に映っていたのだろうな。ハグロトンボは多かった。川原の草むらには、まだ色づいていないミヤマアカネがいた。
埼玉県ではオナガサナエに期待して6月頃よく行った川原を探索してみた。すると、期待通りにオナガサナエが川の中の石に留まっていた。慎重に近づけばどこまでも寄れたので正面から顔のアップも撮ってみた。その時、光の角度と蜻蛉の顔の向き、観察者のポジションによって複眼に現れる黒っぽいところが変化することを知った。サンダル履きで川の中をザブザブ歩き回るのは楽しかった。でも、バーベキューや川遊びをしている人には異様に映っていたのだろうな。ハグロトンボは多かった。川原の草むらには、まだ色づいていないミヤマアカネがいた。
by maximiechan
| 2010-08-29 20:48
| 蜻蛉 dragonflies
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Comments(2)
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himeoo27 at 2010-08-29 21:11
>光の角度と蜻蛉の顔の向き、観察者のポジションによって複眼に現れる黒っぽいところが変化することを知った。
まさに、怒ったり!笑ったり!しているようで面白いです。この2コマを撮影され、上手く表現された「腕」は素晴らしいですね!
まさに、怒ったり!笑ったり!しているようで面白いです。この2コマを撮影され、上手く表現された「腕」は素晴らしいですね!
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maximiechan at 2010-09-02 06:22
himeooさん、いらっしゃい。
このオナガサナエは近付くことができたので顔のアップを狙ってみたらこんな面白いことを発見できました。
このオナガサナエは近付くことができたので顔のアップを狙ってみたらこんな面白いことを発見できました。