オキナワチョウトンボ(8月上・中旬 八重山)

沖縄にはオキナワチョウトンボという蜻蛉がいる。橙黄色と濃褐色が複雑に入り組んだベッコウ模様の翅を持つのでベッコウチョウトンボとも呼ばれる。その翅の模様には橙黄色部分の広いもの、濃褐色部分の広いものなど個体差がある。メスの翅の先端には透明の部分があるので、オスメスの区別は簡単につく。本土にいるチョウトンボと同様、後翅の幅が広く、他の蜻蛉とは違ってふわふわと緩やかに飛んでいることが多い。

はじめのうち、ただただ飛んでいるこの蜻蛉は撮影できないのではないかと思った。そのうち、ダメ元で置きピンで飛翔を撮ってみようと考えた。そして偶然に撮れたのが、次の写真だ。この個体は濃褐色の部分が非常に広く橙黄色の部分がほとんどない。翅の先端に透明部分があるのでメスである。(撮影地・・・西表島大富林道)
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この蜻蛉は枝先に留まることはあるが、なかなか近づけなかった。ところが、海岸でたまたま見つけた個体を追ったら、見下げられる高さの枯れ草に留まり、じっとしてしまった。はじめは望遠ズームレンズで、そしてだんだん近寄っても逃げる気配がなかったので思いっきり近付き、クローズアップレンズを装着して、より鮮明な写真をねらった。この個体は濃褐色部分の広いオス。(撮影地・・・西表島月ヶ浜)
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石垣島の整備された公園の池では強烈な陽射しの下、淡い色のオスを撮影することができた。(撮影地・・・石垣島バンナ公園)
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Commented by himeoo27 at 2010-08-30 22:03
最後の、多くの光が丸くとんだ中に、佇む「ベッコウチョウトンボ」の写真が大好きです。こんなトンボも居るのですね!
Commented by dragonbutter at 2010-08-30 23:36
写真写りがいいトンボなのかもしれませんが、抜群のセンスで撮られた作品に感動しました。
大昔行ったときにも大空を漂うようにひらひら飛んでいた多数のベッコウチョウトンボを思い出します。
Commented by yoda-1 at 2010-08-31 19:25
どれも綺麗ですが、ヒメオオさんと同じで、最後の画像に惹かれます。
本土にいるチョウトンボとは、結構翅形も違っている印象を持ちました。
Commented by maximiechan at 2010-09-02 06:24
himeooさん、以前、西表島の住吉という所の民宿に泊まっていたときは、散歩しているときに無数のこの蜻蛉が空を舞っていたことがあります。
Commented by maximiechan at 2010-09-02 06:26
dragonbutterさん、おはようございます。
そうでしたね。以前はこの蜻蛉が多数群れ飛んでいたのですが・・・。最近はめっきり減ってしまったように感じます。
Commented by maximiechan at 2010-09-02 06:29
yoda-1さん、訪問ありがとうございます。太陽の光が強いと前翅を上げ後翅を下げて、他の蜻蛉とは違って腹部を下げ、変な形で留まるので、こんな風に写すチャンスは滅多にありませんでした。
by maximiechan | 2010-08-30 20:09 | 蜻蛉 dragonflies | Comments(6)

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