旧前田侯爵邸 洋館
先日、小笠原伯爵邸についての記事を書いたが、他にも歴史ある素敵な邸宅があるのではないかと調べてみたら、早速ヒットしたのが旧前田侯爵邸。
昭和4年から5年にかけて、加賀百万石大名の子孫、前田家16代当主前田利為(としなり)侯爵は、駒場の約1万坪の敷地に、地上3階地下1階建ての洋館と、これを渡り廊下で結んだ2階建て純日本風の和館とを相次いで竣工させた。マツ・ケヤキ・イチョウ・シラカシなどうっそうと茂る駒場野の林をそのまま生かした奥庭や芝生の広場。使用人も100人以上いたという前田侯爵邸は、当時東洋一の大邸宅と人々の目を見張らせたものだった。しかし、昭和17年には、ボルネオ方面軍司令官として従軍中の利為が不慮の死を遂げ…略…昭和42年、旧前田邸は東京都立駒場公園として生まれ変わった。その後、公園の管理が目黒区へ移管されて現在に至る。建物の内部は一般に公開されている。多少手を加えられたところがあるものの、各室ごとに設けられている暖炉、天井に吊られたシャンデリアなどは、ほぼ洋館建築当時のままで、華麗な公爵家の生活を今もなお偲ばせている。(目黒区のホームページより抜粋、一部改)
本日午前中その邸宅に行ってみた。案内では「京王井の頭線 駒場東大前駅下車 徒歩8分」となっていたが、自分は新宿駅から小田急線を使って代々木上原駅で降りて駒場公園に向かった。こちらの方が少し歩く距離は長くなるが、大宮駅からだと交通費が57円安いのだ。
生憎の空模様にもかかわらず多くの見学者が来ていて(年配の方のグループが多かった)、ガイドさんの説明を聞きながら洋館内を見て回っていた。自分は時々その説明も耳にしながら、誰もいなくなるのを待って、行ったり来たりしながら色々な部屋を撮影した。カメラは毎度のコンデジ。暗いのでシャッタースピードは1/20〜1/50くらいだった。
by maximiechan
| 2019-11-28 22:15
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