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夜想曲 作品32の1 ショパン

ショパンの夜想曲 ロ長調 作品32の1を録画した。

ショパンの夜想曲で最も有名なのは第2番 変ホ長調 作品9の2だろう。一般にショパンの夜想曲というとその作品9の2を指すことが多い。映画『愛情物語』で使われたのもその曲だ。『愛情物語』は1956年に公開されたアメリカ映画で、1930年代から1940年代にかけて活動した実在のピアニスト、エディ・デューチンの生涯を描いたもの。
さて、今回録画した第9番作品32の1は、夢見るような美しい旋律で始まるが、だんだん緊迫して速く「stretto」した直後にフェルマータによって歩みを止めるところが印象的(譜例1)。そういう流れが何回か繰り返された後、終結部(譜例2)のレチタティーボ風の場面に入る。そこでは小節線がなくなり、曲の流れは不協和音によって突如せき止められ、激しく高揚した後、Adagioで終止する。今回使用した編集・校訂 井口基成の春秋社版ではその最後の和音はロ長調の長三和音であるが、「フランスの原版に依ればこの最後の和音は次のように短三度になっている」という注釈に従って私は短三和音で演奏した。なお、最後のその和音を弾いた後にフェルマータによってロの音だけが残るという指示になっている。

譜例1
夜想曲 作品32の1 ショパン_f0199866_18203325.jpg

譜例2
夜想曲 作品32の1 ショパン_f0199866_18205377.jpg


下の題名をクリックすると動画が見られます。

夜想曲 ロ長調 作品32の1





















by maximiechan | 2020-11-04 18:35 | 音楽 music | Comments(0)