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ピアノ・ソナタ イ短調 K.310(300d)〜第1楽章 モーツァルト

少し前に「よみがえる天才3 モーツァルト」(岡田暁生 著 ちくまプリマー新書)を読んだ。モーツァルトは好きな作曲家の一人。それなりに伝記なども読んでいたが、この本で今まで自分が気がつかなかった色々なことを知ることとなった。さて、今回弾いたピアノ・ソナタ イ短調 K.310(300d)は以前から好きな曲で時々弾いてはいたが、この本でその特異性を知り、更に興味をもって練習に取り組むことになった。
その本から・・・『18世紀の人だったモーツァルトにおける「人生と作品」の関係は、実に微妙である。ベートーヴェン以降の作曲家ほどの強烈な自意識はまだなかっただろうから、作品を通した自己演出など想像もつかなかっただろう・・・プライバシーをさらすことを潔しとしない貴族的なプライドの高さのようなものがある・・・しかし、それでもモーツァルトの作品には聴いていてたしかにそこから人生が透けて見えた気がする瞬間が存在している。作品でもって人生を表現しようとする積極的な意志が、はっきり彼にあったかどうかは知らない。むしろそんなつもりは無かったことのほうが多かっただろう。それでもモーツァルトの作品からはしばしば、秘めた声が聞こえてくる・・・パリでは異様に暗い2つの作品が書かれた。その一つがこのピアノ・ソナタである。出だしの尋常ならざる激しさ。何か切羽詰まったような左手の連打。絶望を叩きつけるようにして和音を左手で打ち鳴らすこうした書法を、モーツァルトは後にも先にも殆ど使わなかった。』
実はこのパリ行きは就活だった。厳父はザルツブルクの司教から休みをもらえず、母が付き添った。その母が滞在先のパリで亡くなってしまったのだ。

次は、「ピアノ・ソナタ イ短調 K.310(300d)〜第1楽章」の冒頭部分の楽譜
ピアノ・ソナタ イ短調 K.310(300d)〜第1楽章 モーツァルト_f0199866_19434415.jpg


下の題名をクリックすると動画が見られます。

 ピアノ・ソナタ イ短調 K.310(300d)〜第1楽章





















by maximiechan | 2021-05-21 19:46 | 音楽 music | Comments(2)
Commented by 22wn3288 at 2021-05-22 08:58
モーツアルトのピアノソナタ は素敵ですね。
此の曲も貴ブログのような説明は知らずに聞いていましたが、好きな曲です。
聞いていて好きな曲だなと自然に感じさせてくれました。
Commented by maximiechan at 2021-05-22 15:09
22wn3288 様
ピアノ演奏へのコメントありがとうございます。
音の粒が揃っていなかったり、強弱がなかなかうまくつけられなかったりと不満もありますが、ちゃんと指の練習をしていないのでこんなものでしょう。それでも頑張ってはいます。次はクラシックから離れようかな。