「フィールドガイド 日本のチョウ 増補改訂版」(日本チョウ類保全協会編 誠文堂新光社)で珍しさが★★★★か★★★★★で評価された蝶を紹介する5回目。
オオイチモンジを観察・撮影したのはこの1回だけ。雨のために苦戦を強いられたタカネキマダラセセリのポイントでご一緒した方にこの場所へ案内された。川原に多くの雄個体が降りて吸水(吸汁?)をしていた。カメラマンも多かったが、皆さんベテランでそんな雄には殆ど目もくれず樹上を飛んでいる雌を追っていた。その雌が一度だけ朽ちた木に留まった。
ルーミスシジミ
自分で見つけた生息地で毎年観察を続けているが、そこで工事が始まり心配である。なんだか儚く弱々しい感じがするが、止まることなく結構速く飛び続けるので根負けしてしまうこともある。1枚目は求愛の様子。最後の1枚はギフチョウを撮影した帰りに寄った別のポイントのもので、春型の個体だ。
オオイチモンジ
蝶の観察・撮影で11月頃から本番を迎えるのが、紫三兄弟。その中で生息地が局地的であり、我が家からは結構遠いので出かけるのも大変なのがこのルーミスシジミ。しかも出かけても彼らなりの活動条件があるようで、いつも苦戦を強いられている。下の3枚は2月になってからの撮影。
ヒメシロチョウ
#
by maximiechan
| 2021-02-08 09:41
| 蝶 butterflies
|
Comments(4)