マクロレンズで撮影する簡易スキャナーで取り込んだ画像と以前にwindowsのPCに繋げてフィルムスキャナーで取り込んだ画像に大差はないようだ。どちらで取り込んだものでもその後の画像編集の方が出来を左右するように思う。画像編集用のソフトAdobe Photoshopで明るさとコントラスト、カラーバランスなどをいじって楽しんで(苦しんでも)いる。
ポジフィルムで撮影した写真は一般的にコントラストが強く、画像が硬い感じがする。多くの写真でコントラストを下げ、被写体によって明るさをプラスしたりマイナスしたりしている。カラーバランスは、カメラはオートにしておいて、Photoshopの方で調整しているが、赤味を下るげることが多い。
これは奄美大島での撮影。宿主は黒くて大きなナマコ。水中では赤が失われていくので、ウミウシカクレエビも黒くしか見えず、どこにいるのか探すのは大変。 フィルムカメラなので、その場では撮影結果を確認も出来ない。その時は露出を大きく補正する必要があることに思いが巡らなかった。上がってきた写真を見て、あまりに明るく写っているので愕然としてしまった。今回はPhotoshopでの編集で明るさを思い切って落としてみた。DTPではこんなことが簡単に出来るので嬉しい。
カゲロウカクレエビ これは背景が抜けているのでまたまた露出が厄介なのだが、撮影時にそれなりに気を遣ったので上の写真よりはまともに写っていた。なんとも美しいエビである。お腹に卵を抱えた雌だが、透けた身体を通してその卵が見える。西伊豆大瀬崎での撮影。
カミソリウオのペア
カミソリウオは形態や色彩の個体差が著しい。このペアの雌(奥にいる大きい方)はやや赤味のある茶色っぽい地味な色彩で全身を細かい毛(皮弁)が覆っていている。奄美大島での撮影。
セトミノカサゴ 西伊豆の大瀬崎の湾内で撮影した。大きな胸鰭に入った輝くような青がとても印象的な魚なのでその特徴が際立つように背後、斜め上から撮影した。
クダゴンベ
クダゴンベはお気に入りの魚なので、何回も登場している。西伊豆大瀬崎での撮影。2枚目と3枚目は同一個体。
アミメハギ
このアミメハギは西伊豆大瀬崎での撮影。
ウミウシカクレエビ
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by maximiechan
| 2020-05-21 17:14
| 水中 under water
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Comments(4)